私の住む鹿児島市の玉里団地。この町の青年団のみなさんが熱く元気です。
青年団の名前は「魂里団志(たまざとだんし)」
この町で商売を営む経営者のみなさんが中心になって結成された「魂里団志」町を盛り上げようと頑張る若き集団です!
結成から10年
地元のために何か新しいことをしようと「この町大好き」メッセージをいっぱい盛り込んだオリジナル曲を作り、レコーディングまでしちゃいました!
4月21日、団地の公園で開かれた春祭り(魂里団志主催)で、その曲が初披露されました
メンバーのひとり、梅貴範さん(団地の商店街で理容室を経営)から「こんなの作ってみました!」とオリジナル曲に乗せた動画が届きました!
梅さんは、度々「てのん」の記事にもご登場いただいています。
梅さん自身もこの町で育ち、今もおやじの会や子どもさんが通う坂元小学校のPTA会長を務めるなど、この町のために頑張るひとりです。
オリジナル曲に乗せて、撮影・編集しました!
動画は、春祭りに頑張る魂里団志やその思いに協力して下さったみなさん、オリジナル曲のレコーディングの模様など盛りだくさん!
めっちゃノリの良い「魂里団志」の面々が登場します。
それでは、オリジナル曲「帰っておいで」に乗せての地元愛あふれる3分35秒の動画!
ご覧ください♪(撮影・編集 梅貴範さん)
オリジナル曲「帰っておいで♪」に込めた思い
ほんとに地元愛たっぷりです!
特に、地元在住の私は、ご当地の景色の数々や、頑張ってるみなさんの姿に、ウケたり、ほっこりしたり、特別に感情移入してしまいました。
この歌は、この町へ「ありがとう」の気持ちを伝えると共に、この町から巣立っていく子どもたちへの大人からの応援メッセージでもあるのです。
「故郷はいつも、ここにあるんだよ。いつも君たちを待っているよ。」の思いを伝えたい…
この曲が、いつしかこの町を応援する歌として浸透し、学校の運動会や地域の文化祭などでみんなの心の歌になることを願っているそうです。
「魂里団志」の志
この町も団地が出来てから40年が過ぎ、高齢化や人口減少が進んできました。
魂里団志(たまざとだんし)会長の勇成人さん(地元でリフォーム会社経営)は、こう話します。「私たちの願いは、かつて賑やかだった町の活気をみんなの力で、蘇らせること。そのために、この町を愛する仲間たちとこれからも地域のために汗を流します!」
メンバーの中には、この町で育ったお父さんもいますし、新しくこの町の住人となった人もいます。少しずつ変化しながら、新しい町が生まれようとしています。
今、どこの地方でも、地域の活性化や故郷再生への悩みの声が聞こえてきます。
その解決策に特効薬はありません。
でも、動画から伝わってくる熱気から「自分たちが住む町を好きになること。誇りに思うこと」から、何かが始まることを感じます。
地域のために、楽しみながら汗を流す「魂里団志」のみなさんたちのパワーから、「地域と共に生きていく」という力強い気概を感じました。
「魂里団志」のみなさん、楽しい動画、有難うございました!