2021年1月23日(土)、令和2年度鹿児島県ビジネスプランコンテストの最終審査会が、鹿児島市のかごしま県民交流センターで開催されます。1次審査を突破したファイナリストによる公開プレゼンテーションによって、大賞、優秀賞、高校生賞が決まります。
鹿児島出身のIT起業家、GMOペパボ株式会社の代表取締役社長、佐藤健太郎さんによる講演もあります。会場に足を運んで、ニュービジネスにチャレンジをする人たちの熱気を感じてみませんか?
観覧募集中です。下記「観覧申し込み」よりお申し込みください。
大人と高校生が同じ舞台に立つユニークなビジコン
鹿児島県が主催するこのビジネスプランコンテストは、鹿児島から生まれるニュービジネスを後押しし、ビジネス醸成の機運を高めていこうと毎年、開催されているもので、今回で3回目を迎えます。
高校生部門と一般部門とがあって、大人と高校生が同じ舞台に立ち、ビジネスへの熱を感じあい、刺激しあえるのも、このコンテストならではの面白さです。今年はコロナ禍の中で、どれほどの応募があるのか心配しましたが、昨年度を上回るたくさんのご応募を頂きました。
そして、ビジネス支援の最前線に立つ専門家や鹿児島で活躍する起業家、4人の審査員による厳正な書類審査の結果、高校生部門8件、一般部門8件の一次審査通過者が決定。いよいよファイリストたちがプレゼンテーションでしのぎを削る最終ステージが間近です。
多彩なビジネスプランが勢揃い
これが、ファイナリストのみなさんの顔ぶれとプラン名です。
一般部門 8件(50音順)
- 伊牟田雅子
Kidsプログラミングで、鹿児島の良さを、知ろう!学ぼう!伝えよう! - 上野晋太郎
『計算ブリッジ』世界大会を鹿児島県で開催! - 酒井さつき
通夜葬儀における『リモートお別れ会』と「故人誌』作り - 柴田玄一郎
DEAR FRIEND - 霜出昇吾
介護される人が楽になる移乗機器 - 原田和寿
鹿児島県の豊富な農畜水産資源とヒューマングレードで作る、安心安全なペット向けフレッシュフード - 森義大
鹿児島初のプロソフトボールチーム誘致により、地方の活性化を図る - 吉松良平
新STYLE職人の短期育成校~塗職®college~」
高校生部門 8件(高校名50音順)
- 市来農芸高等学校
上田平夏美
農業と人を繋げる「農耕民族」プロジェクト - 市来農芸高等学校
田原春圭史・中原遼太朗
鹿児島発信 やっかいものからの新ビジネス - 市来農芸高等学校
東夏海・北島摩耶
ジビエで作る地域の雇用 - 鹿児島南高等学校
西村秋風・小竹玲奈・益山真菜・山口好乃花・泉百々果
5つ子ちゃんの焼酎物語 - 楠隼高等学校
大塚海征・清永貴暉
若さを武器に地域活性化 - ラ・サール高等学校
犬伏俊輔・大野文聖・岡部広知・山岡勇太・大八木雄斗
「茶柱になろう!」~かごしま茶認知度向上プロジェクト~ - ラ・サール高等学校
吉次優太
Remote Livestock Rising System(リリーズ) - れいめい高等学校
永德夢々・和田純葉
甑島を超満喫計画
目指すビジネスの領域は多種多様。これまで培ってきた経験や自分が身を置くフィールドの中で「今だから」「今こそ」できるビジネスの種を見つけだし、鹿児島を元気にしたいという思が伝わってきて、タイトルを見ているだけで、ワクワクしてきました。
最終審査会は、コンテストであると共に、ファイナリストの皆さんにとっては、自らが描くニュービジネスを公の場で披露する晴れの舞台でもあります。
最終審査会はプレゼン一発勝負!臨場感がたまらない
最終審査会は公開形式で、ファイナリストのみなさんは、審査員や来場者の前で、プレゼンテーションを行います。それぞれの持ち時間は10分間。(プレゼンテーション5分、質疑応答5分)限られた時間内で、自分のビジネスの目指すところや可能性を最大限に自己表現していただきます。
審査員は一次審査をしていただいた4人の方々。鹿児島県信用保証協会・内村大作さん、鹿児島県商工会連合会・林輝吉峰さん、合同会社Go!Kagoshima代表・門田晶子さん、株式会社Climbest(クラインベスト)代表取締役・脇野真梨江さんです。
プレゼンテーションを聞き、質疑応答する中で、実現性、独創性、成長性、地域貢献性、事業収益性、熱意、発表のわかりやすさという7つの視点から審査していただきます。一次審査での評点は加味されず、この日のプレゼンテーションによって受賞者が決定しますから、まさに「伝える力」が試される臨場感あふれるステージとなりそうです。
出場者のみなさんは、さぞかし緊張感が高まっていることだろうと思っていたら、高校生からは「一番を狙いたい。」との声が飛び出したり、一般部門の方からも「このコンテストに賭けている。」「いよいよだと気持ちが高まってきました。」など意欲溢れる声が寄せられ、みなさんの並々ならぬ熱量が伝わってきています。ビジネスに込める熱い思いをどんな風に伝えて下さるのか楽しみです。
鹿児島出身、注目のIT起業家、佐藤健太郎さんの講演もあります
審査会では、GMOペパボ株式会社の代表取締役社長・佐藤健太郎さんの講演もあります。
佐藤さんは、「もっとおもしろくできる」を企業理念に掲げ、インターネットインフラの提供を通して「インターネットで自己表現の可能性をつなげる、ひろげる」ための様々なビジネスを展開しています。
2019年には鹿児島オフィスを開設し、人や企業をつなぐハブとして地域活性化への貢献にも動き出しています。その佐藤さんからのメッセージは「アイディアを温めているだけでは意味がありません。アウトプットすることで全ては始まります」注目の若手IT起業家、佐藤さんの話からは、ビジネスを始める上での貴重なヒントが得られそうです。
鹿児島発のビジネスをみんなで応援し、盛り上げよう!観覧者募集中
新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちの生活は、ニューノーマル(新しい生活様式)を求められています。こんな時代だからこそ、ビジネスの世界もこれまでとは違った価値観で新たなビジネスモデルを創りあげていく柔軟さが求められているのかもしれません。
ファイナリストのみなさんの智恵と志あふれるビジネスプランから、私たちの明日につながるビジネスの種が見つかるかもしれません。最終審査会は、来年1月23日(土)かごしま県民交流センター中ホールで開催されます。会場では、ソーシャルディスタンスを保ちながら、感染予防対策を万全にして、みなさまのお越しをお待ちしています。
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