「歴史」

【かごしま弁で紙芝居】 とんち名人日当山侏儒どんのお話 はじまりはじまり!

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先の見えない外出自粛の日々、みなさまいかがお過ごしでしょうか?いっぱい我慢している子どもさん、帰りたくても帰れないふるさとに思いをはせていらっしゃるみなさん、ここはひとつ、鹿児島弁の紙芝居はいかがでしょう?紙芝居動画も記事後半にあります!

鹿児島のとんち名人「日当山侏儒(ひなたやましゅじゅ)どん」のお話です。

語ってくださったのは、鹿児島弁劇団「いっぺこっぺ」のメンバー山下健一さん。“こいごいっ”とした鹿児島弁で、楽しいお話を聞かせてくださいますよ。

まずは山下さんのご紹介から、はじまりはじまり!

山下健一さん山下健一さん

かごっま弁が好っじゃがお!

鹿児島弁が大好きで、小学生のころは、鹿児島弁満載のローカル番組を心待ちにしていたという山下健一さん。当時は引っ込み思案で、楽しそうに遊んでいる友人たちを校庭の隅で見ているような子どもでした。

転機になったのは県外の大学への進学。学校案内のパンフレットで見かけた落語研究会の楽しそうな写真にあこがれて、入学後は迷わず入会しました。

人前で発声練習をしたり、先輩からマンツーマンで語りの指導をうけたりと修業を積んで引っ込み思案を返上、「福々亭(ふくふくてい)金坊(きんぼう)」の名で活躍しました。卒業後は鹿児島の金融機関に就職。仕事の傍ら鹿児島弁検定の運営を手伝ったり、鹿児島弁の劇団に参加したりして、大好きな鹿児島弁にかかわってきました。

定年後の今は、気の合う仲間と旗揚げした鹿児島弁の劇団「いっぺこっぺ」で、お年寄りの福祉施設や集いの場での慰問などをしています。そんな山下さんのもう一つの活動が、子どもたちに鹿児島弁で紙芝居を披露すること。

山下さんの知人で、鹿児島の民話の蒐集をしている“桜島在住の紙芝居オジサン”こと足立昇さんが描いた「日当山侏儒どん」に出会い、子どもたちに鹿児島弁で語りかけることを思いつきました。

足立昇さん足立昇さん

足立さんの快諾を得て、お話を鹿児島弁に翻訳。1年前から、山下さんの住む地域の小学校の読み聞かせの時間に、ボランティアで紙芝居を披露しています。

「みんな喜んでくれますよ。鹿児島弁の由来を話したりすれば、へぇーちゅって面白そうに聞いてくれますよ。」

楽しみながら鹿児島弁に親しんで、興味を持ってほしいと願う山下さん。学校が休校になり外出自粛が続くなか、鹿児島弁の紙芝居が慰めになればと、動画で披露してくださいました。賛同して下さった足立昇さん、ありがとうございます。

それでは、日当山侏儒どんのお話「田んぼの大石」と「すいかのはらわた」、どうぞご覧ください!

かごしま弁で動画紙芝居

動画紙芝居 「すいかのはらわた」


動画紙芝居「田んぼの大石」

おわりに

日当山侏儒どんのお話、いかがでしたか?いくつになっても、おはなしを語りかけてもらうのは、心安らぐものだと感じます。

新型コロナウイルスの影響でたくさんの日常が失われ、誰かと会って他愛のないおしゃべりをすることすらできない日々、ほんのひとときでもほっとしていただけましたらうれしいです。

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