大河ドラマ「西郷どん」が終わって早や3カ月。改めて西郷さんの偉大さを感じ、「西郷どん」をきっかけに幕末の歴史に関心を持たれた方も多いのではないでしょうか?
講演は、3月23日(土)、鹿児島市の西郷南洲顕彰館で行われます。
竹川克幸先生は日本経済大学教授、鹿児島大学法文学部人文学科日本史学研究室の卒業生で、ご専門は日本近世史・幕末維新史。
鹿児島ともご縁があり、西郷南洲顕彰会の専門委員や阿久根市のアクネ大使などもされています。
後に「明治維新の策源地」と称された幕末の太宰府と薩摩藩の関係や五卿の西遷、松屋・大野屋・泉屋(現在の菓子処梅園)などかつての大町旅館街(現在の太宰府天満宮参道付近)における西郷隆盛ら薩摩藩士、坂本龍馬や中岡慎太郎、松屋・栗原孫兵衛ら志士の国事周旋・応接について調査研究されています。
現在は梅ケ枝餅販売と喫茶・土産店などを営む「維新の庵・松屋」は、かつて薩摩藩の定宿で、明治維新の歴史にまつわる貴重な史料や西郷隆盛の直筆の手紙などが代々伝えられています。
竹川先生がその調査に来られた際、松屋六代目当主 栗原雅子さんが、西郷隆盛直筆の手紙を特別に見せてくださいました。
竹川先生が、この手紙について丁寧に解読、解説してくださいました。


講演会では、幕末の太宰府と西郷さんがどのようなつながりがあったのかなど興味深いお話が伺えそうです。
竹川先生が講演される
第327回西郷南洲翁遺訓学習会
(西郷南洲顕彰会主催の西郷隆盛や西南戦争等に関する学習会)
開催日:平成31年3月23日(土)
時間 :14:00~16:00
場所 :西郷南洲顕彰館 別館
演題 :「幕末筑前福岡藩 太宰府と薩摩藩 西郷隆盛」
講師 :竹川克幸 氏(日本経済大学教授、西郷南洲顕彰会専門委員)
※この他、詩吟や、西郷隆盛の遺訓についての講話もあります。
・参加費:200円(鹿児島市敬老パス所持者・障がい者手帳保持者等は無料)
広報あくね
>>平成31年2月号(P16に竹川先生の阿久根市水産研究会での講演会)