てのん学校トークショー開催

タイコを叩けばみんな繋がる!コミュニティドラムサークルという世界


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世界中の打楽器をみんなで自由に叩き合って、リズムで「人と人」が繋がり合おうという活動があります。
その名もコミュニティドラムサークル。

サークルとは「輪になる」という意味。互いを感じ合いながら、互いに持っているものを引き出し合い、即興的な音楽を作りあげるという、とてもユニークなドラム(世界中の打楽器)とリズムによる音のパフォーマンス。

その世界を見てきました。

この方が、鹿児島でのドラムサークルを引っ張る 森田孝一郎さん(51)
この方が、鹿児島でのドラムサークルを引っ張る
森田孝一郎さん(51)

森田さんは、鹿児島大学時代から学内のジャズオーケストラのドラマーとして活躍、その後も様々なジャズグループを結成しながら、鹿児島のジャズオーケストラRMOのバンドリーダーとして(1994~2006)オリジナルサウンドを追求してきました。

そんな森田さんが、13年前、ドラムサークルに出会って、目から鱗!衝撃!を受けました。

森田孝一郎さん ドラムサークルとの出会い、衝撃でした!
森田孝一郎さん
ドラムサークルとの出会い、衝撃でした!

「日本で最高峰のパーカッション奏者、ペッカーさんと出会って、ドラムサークルの世界を体験して驚きました。それまで、一生懸命練習して上手になることを目指して音楽を追求してきたんですが、衝撃でした。え―っ?こんな世界があるの?って。」

で、きょうの練習はもうすぐ始まりますか?

「練習?練習はしません。自由にタイコを叩くだけです。集まって、自由に音を出して、共感し合い、そこが共有の場となる。それがドラムサークルです。誰でも参加自由。12年前に始まって、きょうが記念すべき99回目!」

さぁ、ドラムサークル始まりますよ!(支援スタッフと)
さぁ、ドラムサークル始まりますよ!
(支援スタッフと)

三々五々、集まってきた参加者のみなさんは、叩きたいタイコの前に座ります。そして各々、タイコを叩きはじめます。

月2回、30人ほどが集まり、輪になってタイコを叩く…
月2回、30人ほどが集まり、輪になってタイコを叩く…
リズムや叩き方はそれぞれが思いのままに…
リズムや叩き方はそれぞれが思いのままに…

しばらくすると森田さんがファシリテーター(案内役)となって、輪の中に入ってきました。

みんなの様子を見ながら、アイコンタクトや身振り手振りで、全体を導いていきます
みんなの様子を見ながら、アイコンタクトや身振り手振りで、全体を導いていきます

「叩く」のが目的ではなく、みんなで『今この場』を互いに感じながら楽しむことを大切にします。

さぁ、みなさん、ご自由にどうぞ…と、音での繋がり合いを助けます…
さぁ、みなさん、ご自由にどうぞ…と、
音での繋がり合いを助けます…
間違いも失敗も無い世界…
間違いも失敗も無い世界…

こうして、打楽器、パーカッションによる即興的なアンサンブルが作られていきます。

さぁ、みんな自由になって叩こう♪ 
さぁ、みんな自由になって叩こう♪
子どもも大人もみんな一緒に♪
子どもも大人もみんな一緒に♪

「妻が認知症なんですよ。」と話す長井博文さん(70)

ご夫婦で参加して3回目です
ご夫婦で参加して3回目です

「何かの刺激になればと、妻を連れてあちこち音楽を聴きに行ったんですが、ここではこの人(奥さん)も一緒に叩かせてくれる。最初に来た時、隣に自閉症の方がいて、じーっとしていたんです。そしたら、森田さんが『ここは何の規則もないんで、叩きたくなったら叩いてね』と言っていたんです。その一言に感銘を受けて…やってみようって思いました。」

妻の靖枝さんも自分のペースでタイコを叩き始めています
妻の靖枝さんも自分のペースでタイコを叩き始めています

赤ちゃん連れのお母さんたちも参加しています。

生後2ヶ月半の赤ちゃんと参加…
生後2ヶ月半の赤ちゃんと参加…
久保有紀子さん。仕事は特別支援学級の先生です
久保有紀子さん。
仕事は特別支援学級の先生です

「よく学校で子どもたちに『危ないからダメよ。止めなさい。』って言っていたんですが、ここに来て、あれは何だったんだろう?って思いました。

ここに来ると、言葉はいらないんだなぁって感じます。

ここに来ると、言葉はいらないんだなぁって感じます

宮崎や福岡の県外からの参加者も…

福岡から参加した天野英樹さん 仕事はコンサルタント業
福岡から参加した天野英樹さん
仕事はコンサルタント業
ここで学んで、
福岡でドラムサークルを立ち上げて活動中!

「ドラムサークルはこれからいろんな場面で必要とされるんじゃないかなぁ。これさえやっておけばコミュニケーションの難しい問題が、ほぼほぼ解決するんじゃないかなぁって直感したんです。」

互いの存在を感じ合いながら、協調し
互いの存在を感じ合いながら、協調し
知らない者同士に一体感が生まれていく…
知らない者同士に一体感が生まれていく…

ドラムサークルが日本に導入されて18年。心身の活性化やコミュニケーション機能の向上という面からも、その効果が注目されています。

森田さんたちも、病院や福祉施設での音楽療法的ドラムサークル、学校でのリズムを使ったコミュニケーションワークショップ、企業研修や地域のイベントなど様々な場所に呼ばれています。

年間200回以上のドラムサークル、ワークショップをファシリテートする
年間200回以上のドラムサークル、
ワークショップをファシリテートする

「障がいのある人、無い人。大人と子ども。お年寄りと若者。外国の人と日本人。違う者同士が出会い、それぞれの多様性を受容し、価値観の違いまでも乗り越えていける。みんなが一つになれる最高のコミュニケーションツールなんです。」

長島町から親子で参加した大迫香寿枝さん
長島町から親子で参加した大迫香寿枝さん

「生(なま)で初めて聴いた時、その一体感に衝撃を受けて、ドラムサークルで交流が出来たらいいなぁと思いました。ドラムサークルを長島町にも、もってきたいんです。」

打楽器、パーカッションは、楽器の中で最も原始的なものと言われ、人々は古くから輪になって、打楽器を演奏し、歌や踊り楽しんできました。そんな自然発生的に行われてきたシンプルなコミュニケーションのかたちが、今を生きる私たちに心地よく響いてきます。取材中、色々な方の口から出てきた「衝撃」という言葉。

「難しい理屈も言葉もいらない」タイコを叩けばひとつになれる…ドラムサークルの持つ「魔法のようなコミュニケーション力」に圧倒されました。

みんなで輪になって、活きたタイコを叩こう♪
みんなで輪になって、
活きたタイコを叩こう♪
この面白さ!やってみなきゃわかりませんよ~
この面白さ!
やってみなきゃわかりませんよ~

ドラムサークルカゴシマ♪
記念すべき100回の凄いイベントが今度あります。

みなさん、是非、体感しに来て下さ~い!

■ 5月18日(金)5月19日(土)リズムアライブカゴシマ♪2018が開催されます。
日本のトップパーカッショ二ストでドラムサークルの第一人者、橋田”ペッカー“正人さんと石川武さんが鹿児島にやって来ます!

5月18日(金)
ペッカー&タケシのパーカッション・ライブアライブ♪

開場 19:00
開演 19:30
鹿児島市東千石町9-7 ライブハウスWicky’s Houseにて
予約3000円(予約なし3500円)1ドリンク付
叩いて、うたって、踊っての参加体験型ライブ♪

5月19日(土)
ペッカー&タケシのパーカッション・ワークショップアライブ

開場 10:00
10:30~休憩~14:30
鹿児島市山下町5-9 鹿児島市中央公民館にて(要予約・予約なし500円増)
一般4000円 大学生・専門学校生3000円 小中学生2000円

ドラムサークルカゴシマ♪100アライブ
15:00 開場  15:30~17:00
鹿児島市中央公民館にて
一般2000円 大学生・専門学校生1000円 65歳以上、障がいをもつ方、子どもは無料

ペッカーさん、タケシさんと一緒に輪になって自由にタイコを叩くドラムサークル♪
※ 詳しくは 下記のWEBサイトで
http://rhythmheart.net/rekgsm18/
問い合わせメール rekgsm18@gmail.com
問い合わせ先
TEL: 090-7440-5547(森田さんまで)

おわりに

ドラムサークルファシリテーターとして精力的に活動を続ける森田孝一郎さんですが、実は1年半前、突然の脳出血で倒れ、今も右半身にマヒが残っています。

絶望の淵からの復活、その復活までの日々を「森田さんらしく」こんな本にまとめました。

森田さんの闘病記をまとめた本「脳卒中の楽しみ方」
森田さんの闘病記をまとめた本「脳卒中の楽しみ方」

森田さんの音楽人生と闘病の日々、病気との付き合い方など…

また今度お伝えしますね。
>>スーパーポジティブ魂胆(スポ魂)で脳卒中を乗りこえる! ~リズムコミュニケーター・森田孝一郎さん・もりぶーの闘病のお話~












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投稿者: てのん記者