気がつけば師走もなかばを過ぎ、あれもこれもと、やることがいっぱい、なんだか気ぜわしく落ち着きません。
できれば晩ごはんは、手間をかけずに作りたい!そんなとき、我が家で登場するのが、豚なんこつのトマト煮です。
ぱぱっと仕込んで煮込むだけで、うまみたっぷり、大人も子どもも大満足の一品ができあがります。
パンにもごはんにも、ワインにも焼酎にも合うので、ちょっとしたおもてなしにもいいですよ!
作り方は簡単!
材料
- 豚なんこつ 500gくらい
- トマト 中玉2個
- 玉ねぎ 1個
- にんにく 一かけ
- 赤ワイン 100cc
- しょうゆ 大さじ1
- はちみつ 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩こしょう 適宜
※トマトは、カットトマトの缶詰でもOKです
赤ワインがなければ、酒(塩分の入っていないもの)でも
- なんこつに、かるく塩こしょうをふって、10分ほどおきます。(あまり強く塩をつけないで下さいね)
- にんにくと玉ねぎをみじん切り、トマトは皮をむいて一口大に切ります。
- 鍋にオリーブオイル大さじ1とみじん切りにしたにんにくを入れて弱火にかけ、しゅわしゅわしてきたら玉ねぎをくわえてじっくり炒め、しんなりしたらいったん火を止めます。
- 塩こしょうして10分ほどたったなんこつを、あらかじめ温めたフライパンに入れ、強火で両面をしっかり焼きつけます。(油はひきません)あとから煮るので、中まで火を通さなくても大丈夫です。
- 玉ねぎを炒めた鍋に、焼き目をつけたなんこつを入れ、トマト、赤ワイン、しょうゆ、はちみつも加え、ふたをして煮込みます。
普通のお鍋で煮込むと1時間半から2時間、圧力鍋では45分ほど、なんこつがお箸で切れるくらいまで煮込みます。
器に盛り付けたら、刻んだパセリをのせて彩りよく仕上げます。
豚肉とトマトが醸しだすうまみと、もっちりとろんとした食感が身上のこの料理、我が家では大人気で、季節を問わずよく作ります。毎回「食べ終わりたくないなぁ。」とつぶやく夫に、笑ってしまいます。
県外からのお客様にお出ししたときには、思いがけず「鹿児島らしいお料理ですね。」といって、喜んで召し上がっていただきました。とんこつやなんこつは、鹿児島ならではの食材で、珍しいのかもしれません。
あわただしい年の瀬、お鍋がことこと煮える音を聞きながら、ちょこちょこ片づけものをしたり年賀状を書いたり、なつかしい人のおいしい笑顔を思い浮かべてみたり…。
そんな時間は、案外心を落ち着かせてくれます。
残り少ない今年の日々を、無理せず元気に乗り切りましょう!
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