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「歴史」

公開シンポジウム「知的観光のすすめ」と大口高校ふるさと歴史講座のお知らせ


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日本観光学会の第118回全国大会が6月21日(土)~22日(日)に鹿児島県の薩摩川内市で開催され、「地域資源を生かした持続可能な観光の可能性」を考える公開シンポジウムなどがあります。また、伊佐市の鹿児島県立大口高校では、6月18日(水)~28日(土)の間、6回にわたり「伊佐の地で語る西郷隆盛と西南戦争」というテーマのふるさと歴史講座がひらかれます。

公開シンポジウム「知的観光のすすめ」

公開シンポジウム「知的観光のすすめ」

公開シンポジウムの詳細については上記のチラシに書かれているとおりです。
以前「てのん」でお世話になった日本経済大学の竹川克幸教授が日本観光学会九州・沖縄支部に所属しており、今回の学会は鹿児島県の薩摩川内市で開催されるのでぜひお知らせくださいとのご連絡を受けました。
6月21日(土)にSSプラザせんだいで開催の公開シンポジウムは、一般の方も参加できます。入場は無料です。
テーマは『地域資源を生かした持続可能な観光の可能性~「知的観光」のすすめ』です。
九州・鹿児島での観光振興を牽引してきた方々や、地域の歴史・文化・芸術のまちづくりに取り組んでいる方々を交え、パネリストと市民の方々と一緒に、観光を通した地域創生に向かうための未来への提言を行います。

大口高校ふるさと歴史講座

>>ふるさと歴史講座PDF
大口高校ふるさと歴史講座

ふるさと歴史講座のテーマは『伊佐の地で語る西郷隆盛と西南戦争』
西南戦争では、鹿児島県の伊佐市周辺でも高熊山激戦地に代表されるように多くの被害が出ました。
西南戦争150周年を再来年(2027年)に控えたこの時期に、この伊佐の地で「西郷隆盛が目指したものは何だったのか?」「西南戦争は何だったのか。」ということを改めて市民の方々と考えようとこの講座が開かれます。
西郷南洲顕彰館の徳永和喜館長をはじめ、南九州郷土研究会の新東晃一会長など西郷隆盛と西南戦争に関する歴史に詳しい専門家5人の方たちが、講座を行います。
第4回の6月25日(水)には、日本経済大学の竹川克幸教授も「幕末・維新の志士 西郷隆盛の国事周旋」という演題で講座を行います。
また、最終回の第6回6月28日(土)には、志學館大学の原口泉教授や大口高校の吉満庄司校長をはじめ4人のパネリストによる公開シンポジウムも行われ、「西郷どんはなぜ人々に慕われるのか~西郷隆盛の人間性とその魅力に迫る~」をテーマに話し合われます。

※なお、第1回~5回までは定員が一杯になったそうです。
第6回の公開シンポジウムは一般の方の参加を受け付けています。
詳細については、チラシに掲載されている大口高校にお問い合わせください。

竹川先生には、以前「てのん」で福岡県の太宰府・維新の庵松屋に伝わる西郷隆盛の直筆の手紙の解読・歴史的な解説をしていただきました。

「西郷どん」ゆかりの地太宰府に伝わる西郷隆盛直筆の手紙福岡県太宰府市・太宰府天満宮参道の梅ケ枝餅販売と喫茶・土産物店の「維新の庵・松屋。」 かつて周辺は宰府宿・大町旅館街と呼ばれ、...
「西郷どん」ゆかりの地 太宰府に残る大久保利通直筆の手紙かつて薩摩藩の定宿だった福岡県太宰府市、大宰府天満宮参道にある維新の庵松屋には、西郷隆盛直筆の手紙と共に大久保利通の直筆の手紙も残されて...

竹川先生は、母校の鹿児島大学法文学部附属・「鹿児島の近現代」教育研究センターの客員研究員や西郷南洲顕彰会専門委員、鹿児島県阿久根市のアクネ大使など様々な役職も務めていらっしゃいます。

竹川先生

「日本観光学会第118回全国大会公開シンポジウムでは、鹿児島の歴史や文化を学ぶ旅や観光「知的観光のすすめ」について、私の恩師でもある志學館大学教授の原口泉先生や元鹿児島県観光プロデューサーの古木圭介先生、日本観光学会九州・沖縄支部長の石田尾博夫先生が登壇されます。
また大口高校ふるさと歴史講座では、西郷隆盛と西南戦争について、伊佐の地から再発見しようというシリーズ講座です。私は幕末の志士としての西郷隆盛についてお話します。みなさんぜひご参加下さい。」

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