「生き方」

自分を生きよう!ミセス・インターナショナル&ミズ・ファビュラスに挑む3人の女性達


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40年の歴史を持つ既婚女性のためのコンテスト「ミセス・インターナショナル」。そして、未婚・既婚に限らず年齢別に参加できる「ミズ・ファビュラス」の日本大会が4月30日(土)に行われます。この大会に出場できるファイナリストの方が福岡会場から3人選ばれました。30代・50代・60代の方です。皆さん、前を向いて挑戦するたくましさと、まわりを気遣う優しさを持った方たちでした。

ファイナリストの3人

高木由集さん 神戸海知代さん 山﨑裕子さん高木由集さん 神戸海知代さん 山﨑裕子さん

福岡会場でファイナリストに選ばれた3人の方は、写真右から「ミズ・ファビュラス」のノーブル(60代)部門ファイナリスト・山﨑裕子さん、ダイヤモンド(50代)部門ファイナリスト・神戸海知代さん、そして、グレース(シングルマザー)部門ファイナリスト・高木由集さんです。
後程、3人の方たちについてお伝えしますが、その前に、ミセス・インターナショナル&ミズ・ファビュラスについて少しご紹介しておきます。

ミセス・インターナショナル&ミズ・ファビュラスとは?

ミセス・インターナショナルは、アメリカ・ウェストバージニア州に本部を置き、40年の歴史を持つ世界規模のコンテストブランドです。毎年、日本大会で世界大会出場権を獲得する複数名のグランプリが選ばれます。
ミズ・ファビュラスは、日本で唯一の年齢別のミズ(未婚・既婚)が参加できます。年齢や未婚/既婚という違いを問わず、すべての女性が平等に活躍できる社会の実現を目指しています。

ファイナリストの方たちファイナリストの方たち

こういうコンテストがあることを初めて知ったのですが、イメージとしてどちらかというと見た目の美しさを競う美魔女コンテスト的なものと思っていましたが、趣旨は違っていました。
様々な分野で社会貢献に従事しながら、さらに自らを磨き高める意識の高い女性達の発信とチャレンジの場という事です。選考基準も、健康美や知性・社交性・表現力の他に、社会貢献度などがあり、表面的な美しさではなく、社会の中で生き生きと活躍し、内面から輝く美しさと自信を持った方が選ばれるコンテストであることがわかりました。
そして、3人の方にお話を伺い、ファイナリストになられたことを納得しました。

還暦を機に何かに挑戦したい!
山﨑 裕子さん

還暦を機に何かに挑戦したい!山﨑 裕子さん

熊本市で熱絶縁工事を行う会社の代表取締役を務める山﨑裕子さん。
熊本市教育委員会の心のサポート相談員として小学校にも勤務しています。
「心のサポート相談員を引き受けるきっかけになったのは、当時21歳だった娘を事故で亡くした事でした。深い悲しみと絶望で引きこもり状態になっていた私を、なんとか外の世界に連れ戻そうと思ってくださったんでしょうね。元々小学校のPTAの副会長をしていたこともあり、学校の先生がお声をかけてくださいました。」

相談室の机と椅子 (子供が楽しく過ごせるように、山﨑さんが絵を描いた)相談室の机と椅子
(子供が楽しく過ごせるように、山﨑さんが絵を描いた)

そして、心と体の調子を少しずつ取り戻してきていた山﨑さんに、今度はボランティアで音楽活動をしているPTAの仲間から、一緒に活動しませんか?と声がかかりました。その事がきっかけでPTAのお母さん達と「V-ZONE」というバンドを結成。山﨑さん45歳の時でした。メンバー全員、楽器未経験というところから始まったそうですが、練習を積み重ね、大人の女性バンドコンテスト「美BAND女(びばんじょ)コンテスト」でグランプリを受賞するまでになりました。

山﨑さんはベース担当山﨑さんはベース担当

 

V-ZONEのメンバーV-ZONEのメンバー

「音楽活動に誘ってくださったのも、辛い経験をした私を気遣ってくださったからだと思うんです。バンドの活動は楽しいです。趣味を持っていた方がポジティブになれますよね。」

6年前は熊本地震も経験しました。
「家も会社も一部損壊でした。近所の赤ちゃん連れのお母さんから体育館の避難所は気を使うという声を聞いたので、会社のフロアを避難所として開放しました。炊き出しをしたり、支援物資を配ったり出来るだけの事はしました。」

熊本地震の際、会社のレンタルルームを開放し、炊き出しも行う熊本地震の際、会社のレンタルルームを開放し、炊き出しも行う

さらに、2年前の人吉豪雨災害の時には、現地の清掃活動に参加したり、支援物資や募金を集めるボランティア活動もしました。

人吉での清掃ボランティア人吉での清掃ボランティア

 

支援物資を送る支援物資を送る

「やはり人の優しさに触れてきましたから、自分も何か人の役に立ちたいという思いですね。一人でも多くの人に寄り添える活動が出来たらと思っています。」

そして、還暦となった昨年、開催予定だったバンド結成15周年&還暦ライブがコロナで中止となったそうです。このまま、還暦という節目を終わらせたくない、何かに挑戦したい、新しい世界を見てみたいという思いでコンテストに応募しました。

自分を生きよう!自分を愛そう!
高木 由集(ゆい)さん

自分を生きよう!自分を愛そう!高木 由集(ゆい)さん
岡山在住の高木さんも様々な分野で活躍中です。
フォトグラファー養成スクール・経営者育成塾・起業家年間コミュニティなどの運営やセミナー講師、女性のためのHAPPY拡散コーチ、ファッションアドバイザーとして活動しています。
フォトグラファー養成スクール・経営者育成塾・起業家年間コミュニティなどの運営やセミナー講師、女性のためのHAPPY拡散コーチ、ファッションアドバイザーとして活動しています。

しかし、順調にここまで来られたわけではありません。
「5年前に離婚してシングルマザーになりました。当時子供は9歳と5歳。『子供たちのために頑張らないと』と自分を奮い立たせていたんですが、一方で、時間もお金もない、なんの特技もない、誇れる経歴もない私に何ができるのか不安でした。そんな時、カメラマン養成スクールの事を知り、思い切って当時の貯金をすべて使って受講を決めました。
私は未来を変えたい!と強く思ったから新しい道に踏み出す決断が出来たんだと思います。」

高木さんはスクールに入るのと同時に起業して、全力でがむしゃらに動いたそうです。
その中で高木さんはこんな事を感じたそうです。
「環境や人のせいにしないで自分の人生をきちんと自分で選択し、責任をもって生きようと。
つまり、自分を生きよう!です。起業する前は、給料はつらい仕事をした我慢料と感じていました。しかし、仕事って自分が楽しいと思えるからこそ人のために全力を出すことができると思うんです。お金のために生きるのではなく、好きなことで生きよう、楽しもうと決断した時から逆に仕事も順調に行き始めたんですね。」

セミナーで講義する高木さんセミナーで講義する高木さん

そして、起業から4年という短い期間で、個人事業主から会社を設立し、上記のような様々な仕事をされるまでになりました。
さらに、高木さんは自分自身で人生を狭めているんじゃないか?という思いで、自分の嫌なこと、避けてきたことにあえて挑戦しようと2021年は挑戦の年と位置付け、様々なことにチャレンジしました。
奈良県の大神神社のご神体「三輪山」へ真冬に裸足で登拝。しまなみ海道をロードバイクで走る。富士登山。スカイダイビングに挑戦など・・その姿を子供たちに見てもらいたいという思いもありました。
その挑戦の一つとして、ミズ・ファビュラスへの出場もあったのです。

スカイダイビングに挑戦スカイダイビングに挑戦

 

富士登山富士登山

14歳になる娘さんがこう言ってくれたそうです。
「ママっていつも楽しそうでいいね。いつも頑張っているよね。ママがわたしのママで良かった。」

「娘の言葉は本当に嬉しかったです。私は私のために思い切って頑張るし、楽しむ。そして応援してくれる家族や大切な仲間達にたくさん愛を返していきたいと思っています。」

人生を終える瞬間まで人生を味わい尽くしたい!
神戸 海知代さん

人生を終える瞬間まで人生を味わい尽くしたい!神戸 海知代さん

コピーライター、起業家、そして1児の母でもある神戸さん。
6年余りの福岡生活を経て、この春から東京で活動しています。女性一人で「かんべ笑会」を設立し、広告の仕事をする傍ら、手ぬぐいから子供用のパンツを作る「ぐいパンプロジェクト」も続けています。
神戸さんの活動については、これまでも度々「てのん」の中で紹介してきました。

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「以前、別のページェント(コンテスト)にエントリーした事があり、グランプリは逃しましたがフォトジェニック賞をいただきました。自分の個性が認められた瞬間でした。この体験をきっかけに、50代の自分にふさわしいページェントがあれば挑戦したいと思うようになり、このコンテストの取り組みに魅力を感じたので応募しました。」

ミセス・インターナショナル&ミズ・ファビュラスには、ビューティーアカデミーとよばれる様々なレッスンもあり、神戸さんは美と健康のスペシャリストをめざすビューティー&ウェルネス講座に参加。コピーライターの女性は、とくに化粧品会社や食品会社から依頼されることも多く、ここで学んだ体験や知識がご自身の仕事のステップアップにもつながると感じています。

ビューティー&ウェルネス口座のディプロマ(修了証)を手にビューティー&ウェルネス講座のディプロマ(修了証)を手に

また、8歳になる息子さんへの思いもありました。
「5年間不妊治療をしましたが、妊娠の兆しもなく子供のいない生活もいいねと夫婦で気持ちを切り替えていた頃妊娠がわかり、45歳の時に息子を出産しました。その息子が8歳となり、他の友達よりも父親と母親が歳を取っているという事に気づき始め、親が早く死ぬんじゃないかという不安を抱えるようになりました。その子供の不安な気持ちを和らげるためにも、健康に気を付けていつまでも若々しく人生を楽しみたい、一日でも長く子供と一緒に穏やかに過ごしたいという気持ちでコンテストに参加し、学びを深めています。」

ファイナリストになって感じたこと

1月下旬にファイナリストに決まった方たちは、4月30日の日本大会までの間に、ウォーキングレッスンやフェイスアップレッスン、ディスコエクササイズなど、自分磨きのための様々なカリキュラムや、ビューティーキャンプに参加します。
自分磨きのための様々なカリキュラムや、ビューティーキャンプに参加します。

高木さん「きらびやかな世界に緊張しながら足を踏み入れましたが、そこには美しいだけでなく心の温かい方がたくさんいらっしゃいました。皆さん見えないところでとんでもない努力とチャレンジを重ねていて、自分を信じて、時には自分と戦って、ミッションに沿って社会貢献されていました。とても刺激を受け、自分も今まで以上に自分のために、人のためにできることは何かを考え、行動できるようになったと思います。」

ディスコエクササイズに参加した高木さんディスコエクササイズに参加した高木さん

山﨑さん「61歳の私でも挑戦でき、貴重な体験をさせていただいています。様々な分野で活躍している仲間ができ、自分の意見やミッションを発信したり自分らしく生きるきっかけができたと思います。周りの友人たちからも『最近生き生きとしているね』と言われます。また、がんで自宅療養している友人からは『山﨑さんのチャレンジしようという意欲に自分も励まされている。私も病気に負けないでがんばろうと思う』と言ってもらいました。」

ビューティーキャンプに参加した山﨑さんビューティーキャンプに参加した山﨑さん

神戸さん「年齢や職業などの枠を超えて、強い個性と確かな魅力を持った方たちが参加されていて、コミュニケーションをとるほどに学びが深まっています。『人は美しい』というあり方を私なりに探っている中で、素晴らしい仲間に出会い感謝の気持ちでいっぱいです。」

スピーチする神戸さんスピーチする神戸さん

コンテストへの挑戦をきっかけに、これからどのような人生を歩んでいきたいか?

高木さん「4年前にカメラマン養成スクールに入ろうという私の決断と頑張りが今の私を作ってくれたのだと4年前の自分に感謝しています。そして今度は、未来の私が今の私に感謝してくれるように悔いのないように全力でコンテストも頑張ります。私の人生のキーワードは挑戦すること!この経験を一つの通過点として、これからも人の役に立つこと、社会貢献ができる自分になるために、様々なことに挑戦し続けていきたいと思います。」

山﨑さん「私は『女性と子供』という視点で社会貢献活動をしていきたいと思います。その一つの具体的な案としてシングルマザーのためのアパートを作りたいです。そして1階には子ども食堂を作り気軽に利用できるようにしたら、お母さん達の負担も軽くなりますよね。そして、今も心のサポート相談員をしていますが、子供の環境もいろいろ複雑化してきて、寂しさや悩みを抱える子供も多いですので、そんな子供たちに寄り添う活動も続けていきたいです。」

神戸さん「心も体も健康であれば、ありのままで人は美しいと思うんです。その事をこれから共有していきたいと思います。そして、こういうコンテストは外見的な美を競い合うというイメージがありますが、そうではなくて、興味を持ったすべての女性たちがエントリーでき、意見交換ができる場になればいいなと思います。女性が自由に輝く時代のために、そして、この世に生まれてきたすべての方が生まれてきてよかったと思える一生を体験できる世界であるように、出来ることから活動していきたいと思っています。」
女性が自由に輝く時代のために、そして、この世に生まれてきたすべての方が生まれてきてよかったと思える一生を体験できる世界であるように、出来ることから活動していきたいと思っています。

取材を終えて

皆さんそれぞれ明るくポジティブで、気負うことなく自然体で優しい方々でした。
これまでの人生、いろいろな困難もあったと思いますが、それを乗り越えて、あるいはプラスに変えてここまで来られた3人の方たちから、精神の強さやたくましさを感じました。また、向上心を忘れず日々努力され、一方で人生を楽しむ心の余裕もあり、さらに、自分のやりたい事の明確なビジョンもお持ちで、心と体のキャパシティーが広い方達だなと思いました。
緊張やプレッシャーもあると思いますが、ファイナリストとして日本大会に立てる自分に自信を持たれ、あふれる笑顔で望まれるような気がします。
私も50代後半になり、体力・気力の衰えを感じながら、やる前からあきらめていたりする自分がいますが、「やりたければ実行しよう。」「人生100年時代、まだまだやれる。」と自分を奮い立たせ、一歩前に進む勇気を皆さんからもらいました。

2022年ミセス・インターナショナル&ミズ・ファビュラスの日本大会は4月30日(土)東京で開催されます。

2022年ミセス・インターナショナル&ミズ・ファビュラスの日本大会は4月30日(土)東京で開催されます

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