1月21日は今年最初のスーパームーンでした。
その日はお天気にも恵まれ、夜空にくっきりと輝くお月様が浮かんでいました。
この月をなんとかきれいに撮ってみたい!最初は思うように撮れませんでしたが、ちょっとの工夫で、自分でも驚くほど鮮明に撮れました。
てのんの活動を始め、写真も頑張って撮ろうと、思い切って買った一眼レフカメラ。

しかし細かく書かれている説明書を読むのはちょっと面倒くさいし、機械操作も得意ではないので、写真を撮る時には、カメラまかせでさまざまな撮影に対応できる(ピント、明るさ、色合い、ストロボなどが自動制御される)全自動モードの設定で撮っていました。
1月21日、冬の空に静かに浮かぶ満月。
見ているだけで心が洗われるような美しさでした。
「このお月様を撮ってみたい!私は一眼レフカメラを持っているじゃないか!」と思い立ち、全自動モードで撮影を開始。ところが・・・

最初に撮った月は、こんな感じでした。ピントは合っているはずなのに・・
「じゃあレンズを望遠に変えてみよう。」と思い、今度は望遠レンズに変えて撮影してみました。

月はくっきりと撮れましたが、画面に白い満月が写っているだけ。
出来れば、もう少しクオリティーが欲しい。
「そうだ!ネットで撮影の方法を教えてくれる情報があるかもしれない!」と思って検索したら、ありました!
「月の撮影方法は実は簡単!一眼レフ初心者なら挑戦してみよう。(photografan.com)」というサイトに丁寧に操作方法が書かれていました。
その通りにカメラの設定をしてみることにしました。
- まずはカメラをマニュアルモードに設定。
・・はじめてマニュアルモードに設定します。
- 絞りはF8前後
・・F8.0?その通りに設定します。
- シャッタースピードは満月の場合、1/250
・・シャッタースピードもいろいろ変えられるんですね。
- ISO感度は100
・・「はい、100に設定しました。」
絞り?ISO感度?まだよくわかりませんが、とにかく説明の通りに設定が終わりました。意外とここまでの操作は簡単にできました。
さあどうなるんでしょう?少しワクワクします。 - そして、マニュアルでピントを合わせて、撮影!!・・ピントもスムーズに合わせることが出来ました。
「あっ、すごい!月の模様がくっきりと映っている!でも小さい!」
しかし、説明の中に「思ったよりも月は小さく映りますがトリミングして大きく使います。」と書かれていたので、パソコンに画像を取り込み、トリミングすることにしました。
すると、まあなんという事でしょう!!
こんな写真が出来たんです。

説明にも書いてあったのですが、本当に月の表面の模様がハッキリと見え、クレーターの凹凸もわかります。
自分が撮影したとは思えないほどのクオリティーの高さ!!
ちょっと感動しました。
ほんの1時間前に同じ一眼レフカメラで写した月はこれだったんですから・・

家族に見せたら、「教科書に載っている月と同じ!」「本当に、今、撮影した写真なの?」と驚いていました。
ちょっとの学びと工夫で、自分が経験したことのない世界が広がるんですね。
五十の手習いで、また、自分でもビックリするような写真が撮れたらいいなあと意欲が湧いてきました!
