バジルはシソ科の植物で、イタリア料理でおなじみのハーブ。葉をちぎると目の覚めるような香りが広がって、料理に使うと食卓が華やぎます。
鉢でも地植えでも、育てやすくてぐんぐん大きくなり、一株あるととっても重宝します。
初霜とともに命を終えてしまうので、この時期が収穫のラストチャンス。
いつでもバジルの香りを楽しめるように、我が家ではペーストにして冷凍しておきます。
バジルの葉を手摘みで収穫
大株になったバジルの葉を一枚一枚摘み取るのは、思いのほか時間のかかる作業。刈り取って室内に持ち込み、座って気長に。部屋中にひろがるバジルの香りに思わず深呼吸してしまいます。
混ぜるのはにんにく・松の実・エキストラバージンオリーブオイル
我が家で作るバジルペーストはバジル、にんにく、松の実、エキストラバージンオリーブオイル、塩を混ぜたもの。
フードプロセッサに、にんにくと松の実を入れて撹拌、細かくなったらバジルを入れてさらに混ぜ、バジルが少し細かくなったらオリーブオイルと塩を加えてまぜ、様子を見ながらオイルを足してペースト状になったらできあがり。
今年作ったものは、バジル80gに、ニンニク2かけ、松の実10g、塩小さじ1、エキストラバージンオリーブオイル適量です。
チャックシール付の保存袋に入れて空気を抜き、板状にして冷凍すると、必要な分だけパキッと折って使えて便利です。
試して広がるおいしい組み合わせ
自家製ならではのたっぷりのバジルペースト。
出番がパスタやピザだけじゃもったいない!といろいろな食材に合わせてみたら、おいしい組み合わせが見つかって、家族が喜ぶ味が増えました。
蒸したてあつあつの里芋にバジルペースト+アンチョビペーストを添えて
秋は美味しいものがいっぱい。すっきりとしたバジルの香りが加わると、ついつい食がすすみます。
夏の間わさわさと繁っていたバジルがいなくなって、すこし寂しくなった我が家の家庭菜園には、ただいまジャガイモが成長中。
次はジャガイモにバジルペーストを合わせてみようかな。