にんにくは、1年中出まわっていますが、収穫の時期は5月下旬から6月にかけてで、まさに今が旬!我が家の家庭菜園でも、いよいよ収穫となりました。
ただ、我が家のにんにくは、生い立ちがちょっと独特。
去年の11月、野菜ストック用のかごの底で芽を出しているところを発見され、ものは試しと庭の畑に植えられて、ここまで育ったというつわもの。
まさにど根性にんにく!
もともとは、近くの直売所で買ったにんにく。
手塩にかけて育てられたにんにくを、みすみすダメにしてしまうところだった…。
たくさんのにんにくになって帰ってきてくれて、ありがとう!
というわけでさっそく、新にんにく味わいます。
まずは、オイル焼き
アルミホイルを器状にして、皮をむいた新にんにくを好きなだけ入れて塩こしょうをふり、エキストラバージンオリーブオイルをひたひたに入れて口をとじ、あとは魚焼きグリルで8分ほど蒸し焼き。口にいれるとなめらかにとろけて、香りが広がります。オイルはバケットにつけても。
もう一つのお楽しみが、にんにく醤油。
清潔なびんに、にんにくの皮をむいて適量を入れ、あとはにんにくがかぶるくらいに醤油を注ぐだけ。一か月後くらいから味わえ、来シーズンまで、醤油を継ぎ足しながら楽しめます。
最高なのは、鳥刺しとの組み合わせ。
そのほか、炒め物に煮物にと大活躍。初めのうちは、にんにくのパンチがきいた辛口ですが、時間がたつほどに角がとれてまろやかになり、とろみも出てきます。味の変化を味わうのも楽しみのひとつです。醤油がしみ込んだ1年物のにんにくは、刻んで使っても。
一片一片皮をむくのは正直面倒ですが、新にんにくを味わうためなら頑張れてしまうのが不思議。さすがはスタミナ野菜、食べる前から元気をくれます。
我が家はど根性にんにくで、この夏を乗り切るぞー!
