早くも沖縄、奄美地方から梅雨入りの知らせが届きました。
嵐のような雨、温かい雨、少し冷たさを感じる雨…この季節の雨は、日々表情が違います。ふと、庭先の木々や花々たちに目を向けると、雨を恵みにして、花芽を潤し、育みながら、生気を蓄えている様子が見えてきます。
「てのん」で庭先散歩しながら、少しだけ、足元の花々に目を凝らしてみませんか?
庭先の小さな植物たちをスケッチしました。
今の季節、アヤメが咲いています。凛とした佇まいがこの花の魅力です。
同じアヤメ科でもジャーマンアイリスは、とても華やか…
ジャーマンアイリスは、虹の花(レインボーフラワー)とも呼ばれ、色とりどりの花を大きく咲かせますが、我が家にあるのは、真っ白なジャーマンアイリス。ドレスをまとったような優雅な花は、とても存在感があります。
小ぶりの花たちも精一杯に咲き誇っています。
つる性の植物も、支えを頼りにぐんぐん伸び始めています。
花が終わったら、かわいい実をつけて楽しませてくれる植物も…
これから主役の花々も…
雨上がりは庭が新緑の匂いに包まれて、いっそう空気が澄んで感じられます。庭やベランダは、そこに住む人にとっての小宇宙。ご近所さんのお庭をちょっと外から拝見させてもらいながら、ぶらぶらと散歩するもの楽しいものです。木々が日ごとに青さを増していく新緑の季節。爽やかな薫風を感じながら、植物とお話してみませんか?