なす。小さい頃は苦手でしたが、今では大好物。油との相性は抜群で、とろりとした食感がたまりません。
トマトとの組み合わせも最高で、ちょっと洋風に仕上げたいときにおすすめです。ここは秋ナス×生のトマト!といきたいところなのですが、この時期トマトは少し値が張ります。
そこで、トマトケチャップの出番。少量でトマトの存在感を出してくれる上に、香辛料が入っているので深い味わいに。まるで名脇役のように、なすのおいしさを引き立ててくれます。たっぷりのなすがぺろりといけちゃいます。
なす三本は大きめの乱切りに。ボウルに入れ、塩小さじ1を振って全体にまぜ、5分ほどおきます。水分が出てくるので、なすを適量ずつキッチンペーパーに包んで、軽く絞りながら水けをふきます。こうすると、油の吸いすぎがおさえられます。アクとりにも。
フライパンにオリーブオイル大さじ2とにんにく1片の薄切りを入れて弱火にかけ、にんにくがしゅわしゅわしたらなすをいれて、中火で炒める。
しんなりしてきたらトマトケチャップ大さじ2を入れて全体を混ぜ、弱火で5分ほど煮込みます。
なすが少しくたっとなっていたらOK。
塩、こしょうで味を調え、耐熱皿にうつしてピザ用チーズをお好みの量のせ、250℃のオーブンで10分焼けば出来上がり。
オーブントースターで焦げ目がつくまで焼いても。
この日の夕食は、「鹿児島和牛日本一おめでとう!」メニュー。ちょっと奮発して小ぶりのももステーキをメインに。
せっかくなので、知覧茶の粉茶と粗塩を混ぜたものを添えて、鹿児島づくしで味わうことにしました。お買い得のなすで作ったこのチーズ焼きを並べれば、なんとなく洋食屋さん風の食卓に。
それでは、鹿児島のなすと牛とお茶、いただきまーす。