この夏、県外から帰省したお孫さんのために作ったお祖母ちゃんのおもてなし料理♪
見せてもらいました。
社会人になったお孫さんが、「お盆はすぎちゃったけど、日帰りで帰ってくるから~」と。
80代半ばのおばあちゃん。ちょっとキバって、腕によりをかけました。
これがこの日、お祖母ちゃんがお孫さんのために拵えた(こしらえた)おもてなしのお昼ごはんです。
丸々としたシイタケの含め煮の入ったそうめんのお汁、たっぷりの柑橘が食欲をそそります。
それにアツアツのさつま揚げ。ちょっと甘めが鹿児島流。その隣にはからあげも添えました。
大ぶり具材で拵えたお煮しめはこの日のメイン料理。
煮しめのたけのこは、春に採れたものを干して保存していたもの。水に戻して年中使います。
そして、タコときゅうりの酢の物。
デザートは、お盆のお団子。
特製の手づくりしそジュース。お孫さんにぜひ飲ませたいと、前日、作りました。
夏に爽やか、彩りも鮮やかです。
おじいちゃんが亡くなり、一人暮らしのおばあちゃん。
県外に住む子供や孫はたまにしか帰ってきません。だから、せめて家に帰って来た時は、おふくろの味、おばあちゃんの味を食べさせたいと、心を込めてもてなし料理を作ります。
「やっぱり、おばあちゃんの煮しめは美味しいねー」
「仕事は慣れたねー?きばるんだよー」
おばあちゃんと、お孫さん、料理を前に心が通い合います。
作った方も幸せになり、食べた方も幸せになる…
お孫さんとお祖母ちゃんの幸せなひとときが目に浮かぶ温かいおもてなし料理です。
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