武雄市図書館に行って、温泉に入る前に、ちょっと立ち寄ってもらいたいのが、「武雄の大楠」です。
武雄市図書館に行く4日前の今月6日、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」をたまたま見ていたら、ゲストの俳優ムロツヨシが地元の人たちに「ぜひ行った方がいいですよ!」と勧められていたのが、「武雄の大楠」だったのです。
訪ねたムロツヨシも、「武雄の大楠」を見て、感動していました。
そこで、図書館の見学が終わったら、ぜひ見に行こうと思っていました。
武雄市図書館から、歩いて5分とかからないところに武雄神社があります。
武雄神社は、735年(天平3年)に創建された、由緒ある神社。
その境内の奥に、「武雄の大楠」はあります。
御神木と書かれた鳥居をくぐり、整備された歩道を2分ほど歩くと・・
竹林の奥に、「武雄の大楠」が見えてきました。
「武雄の大楠」です。
樹齢は3000年以上。
樹高30m、根周り26m、枝張りは東西30m、南北33m
全国巨木第6位の堂々たる姿です。
木の中央には大きなうろがあり、その広さはおよそ12畳。
内部には天神が祀られています。
まわりの空気がしーんと静まり返るような、神々しい存在感。
3000年以上前からここに鎮座し、自然の移り変わりや人々の営みを見守り続けてきたんですね。
巨木をじっとながめているだけで、その存在が持つ生命のエネルギーを感じ、心が洗われるような、パワーをもらったような感動をおぼえました。
突然ですが、ここでクイズです。
全国一位の巨木はどこにあるでしょうか?
(環境庁が平成元年に行った巨樹・巨木調査参考)
周知の事実なのかもしれませんが、私自身は、今回初めて知ったので驚きました。
答えは、鹿児島県の「蒲生の大楠」です。
樹高 30m、根周りは 33.5メートル。
日本国内の全樹種の頂点に立つ巨木です。
私は、鹿児島に生まれながらまだ一度も行ったことがありません。
これまで、巨木を見る機会がなかったのですが、今回「武雄の大楠」を見て、巨木に深い魅力を感じました。
今度帰省した折に、「蒲生の大楠」もぜひ見てみたいと思います。
アクセス
武雄の大楠