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「食・レシピ」

赤しそ葉のレシピ ごはんのお供に最適!「しそひじき」


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先日、鹿児島に住む母から宅配便が送られてきて、その中に梅干しと共に天日干しした赤しそが入っていました。

梅干し&赤しそ梅干し&赤しそ

そして赤しそとひじきを混ぜて作る「しそひじき」の作り方を母から教えてもらいました。といっても電話で大雑把に聞いただけですので上手く作れるかわかりませんが、とにかくチャレンジしてみることにしました。

  1. 赤しそを小さく刻みます。
    赤しそを小さく刻みます。赤しそを小さく刻みます。
  2. 小さく刻んだ赤しそに、醤油と砂糖を入れてふやかし、このまま一晩おきます。醤油、砂糖どちらも大匙2杯ほど入れました。
    小さく刻んだ赤しそに、醤油と砂糖を入れてふやかし、このまま一晩おきます
  3. 水で戻したひじきをごま油で軽く炒め、その後、漬け汁と一緒に赤しそを入れます。汁気が足りない感じがしたので、少し水を加えました。そして味を見て、砂糖を少し足し、みりんを入れてみました。
    水で戻したひじきをごま油で軽く炒め、その後、漬け汁と一緒に赤しそを入れます
  4. 汁気がなくなるまで炒めたら、最後にゴマを入れて出来上がり。しその酸っぱさが、砂糖の甘みでまろやかになり、ごはんのお供に最適な「しそひじき」ができました。美味しく出来ましたよ。しそひじきがあれば、ごはん一杯すぐに食べられそうです。
    茶碗に盛り付けたしそひじき茶碗に盛り付けたしそひじき

しそひじきは、きちんとしたレシピがないので、お好みで、醤油や砂糖の量を増やしたり、みりんを加えたりしたらいいと思います。

また、なかなか干した赤しそは手に入りにくいと思いますので、市販のゆかりを使ってもいいのでは?と思います。さて、しそひじきをご飯と共に器に盛りつけてみました。

汁気がなくなるまで炒めたら、最後にゴマを入れて出来上がりひじきがあればごはん一杯すぐに食べられそう

とここで、「あっ、そうだ!」と思いつきました。

先日、てのんで紹介された、梅干しおにぎり美味しそうでしたよね(今度私も作ってみようと思います。)

新米のシンプルなおにぎり最高ですね。ということで、出来たてのしそひじきを新米に混ぜて、私もおにぎり作ってみました。

しそひじきおにぎりしそひじきおにぎり

しそひじきの甘酸っぱい味がご飯になじんで、とっても美味しい。
梅干しおにぎりとしそひじきおにぎりを持って、わたしもどこかに出かけたくなりました。

おまけ

盛り付けた器は、せっかくなのでと思って、我が家にある鹿児島の焼き物にしました。紹介しますね。

  • 箸置きと小皿は、鹿児島県日置市東市来町美山にある荒木陶窯の薩摩焼です。
    これらは、薩摩焼の中でも白薩摩と言われるもので、上品な白の焼き色が年を追うごとに少し黄味がかってきて、いい風合いになってきました。
  • そして、ご飯茶碗は、同じく東市来町美山にある永吉窯のものです。
    素朴で手になじむお気に入りの茶わんです。
  • おにぎりを盛り付けたのは、日置市日吉町にある、日置南洲窯の皿です。
    これからの季節、焼いたサンマを盛り付けるのに重宝しています。

ふるさとの焼き物の良さを感じながら、結婚以来20年間使い続けています。

とここで、少し美山のことを調べていたら、11月3日~5日、東市来町美山地域で「美山窯元祭り」が開かれるそうです。美山には、素敵な窯元がたくさんあります。窯元や工房をゆっくり巡るのっていいですよね。この他祭りでは、ろくろや絵付けの体験などさまざまな催しも開かれるそうです。

あと、もう一つ付け加えで書かせてください。
赤いお箸は、福岡県久留米市の伝統工芸品 「籃胎漆器(らんたいしっき)」のお箸です。福岡に来て、はじめて籃胎漆器の事を知りました。
籃胎漆器とは、竹を裂いて薄く削って編んだ素地に漆を塗り重ねて作られた器物で、お箸などの小物から、お盆、菓子皿、小物入れ、など様々なものが作られています。

二組のお箸二組のお箸

お箸も2年間使い続けていますが、塗りがはげる事もなく、つややかな塗りの良さが、使い始めの頃と変わらず続いています。久留米市には、籃胎漆器を作る工房、製作所がいくつかあります。

話がいろいろ脱線してしまいましたが、食欲の秋、行楽の秋のちょっとした情報になればと思います。

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