幻の本が沖縄に眠っていました… この本をみなさんのもとへ

~「天使たちが」結んだ出会いものがたり~

てのんの人生図書館でお話を伺った大坪敏夫さんの本棚にあった一冊の本。

てのんの人生図書館でお話を伺った大坪敏夫さんの本棚にあった一冊の本。

34年前、大坪さんが書かれた本でした。
この一冊の本をきっかけに、素敵な出会いが生まれました。

この一冊の本をきっかけに、素敵な出会いが生まれましたこの一冊の本をきっかけに、素敵な出会いが生まれました

「もうね、この本は絶版になっていて、私の手元にはこの一冊しかないんですよ。

当時は、障がい児教育に関する本が無くて、学校の先生方が手引書のようにして、たくさん読んでいただいたんですよ」と大坪さん。
お借りして読んで、深く心を打たれました。

「歩きはじめた小さな天使たち」の挿絵より「歩きはじめた小さな天使たち」の挿絵より「歩きはじめた小さな天使たち」の挿絵より「歩きはじめた小さな天使たち」の挿絵より「歩きはじめた小さな天使たち」の挿絵より

「歩きはじめた小さな天使たち」の挿絵より

障がいを持つ子どもたちと大坪先生の温かい心の交流…
子どもたちの切ない思い…
生きるたくましさ…
天使たちと大坪先生の心の声がまっすぐに伝わってきました。

一本の電話

せめてこの本の一部だけでも、てのんで紹介させてほしいと、出版社と交渉開始。

すると発行元の出版社はすでに無くなっており、沖縄教育出版という会社に引き継がれていました。沖縄教育出版は、今は書籍の出版業はしておらず、当時の事はすぐには分かりませんでした。「少し調べます」とのご返事。

しばらくの後…折り返しの電話が…
「どうぞ、てのんさんでご紹介ください」との嬉しいご返事をいただきました。
しかも、もっと嬉しい知らせが…
「この本が、うちにまだ残っていました」と。
もう手に入れることは難しいと思っていた1冊でしたが、20冊購入することができました。

本を届けたい

これがご縁となって、沖縄教育出版と一緒に、長い間眠っていたこの本を、誰かの元に届けたい…という共通の思いが芽生えてきました。

もう世に出ていくことが無かったかもしれない本が、再び蘇って、誰かのこころを灯すことになったら… 思いは膨らみます。

わたしと「天使たち」

福祉の仕事に関わってきて、「これで良いのかな?」と思うことが度々あります。
制度や仕組みが整い、困っている人たちを受け止める環境が整いつつあります。
でもそれを動かす、使う側の私たちはどれだけ変わってきたのでしょう。
鹿児島養護学校の子どもたち「歩きはじめた小さな天使たち」より 鹿児島教育出版(現在 沖縄教育出版)

てのんオススメのレアものの一冊
てのんオススメのレアものの一冊

34年前に書かれたこの本に触れて、障がい児教育の道なき道を子どもたちと共に探り探り、ひたむきに歩んでいるその姿を思い浮かべ、一人ひとりを尊重し、大切にしていくという当たり前のことをもう一度、見直すことができたような気がしています。

この本を手にとってみませんか?
子どもたちもやさしく読める本です。
きっとあなたの心をやさしい気持ちにさせてくれるはずです。
てのんオススメのレアものの一冊です。

【本についてのお問い合わせ先】

株式会社 沖縄教育出版
〒900-0013
沖縄県那覇市牧志1-2-24 琉球セントラルビル6階
TEL: 098-866-4779 / FAX: 098-867-6677
メール:hachiya@cha-genki.com
担当:琉球タイムス 編集部 蜂谷菜保子さんまで

追伸:

今回「天使たち」の本を見つけて下さった沖縄教育出版の蜂谷菜保子さん。
琉球タイムスという新聞を毎月、取材・編集している記者さんです。
沖縄のおもしろいコト、出会った人から聞いた話などなど…
“沖縄らしさ”“おもしろい”を求めて日々、探索中とか。

沖縄教育出版の蜂谷菜穂子さん
沖縄教育出版の蜂谷菜穂子さん

沖縄教育出版の蜂谷菜穂子さん沖縄教育出版の蜂谷菜穂子さん沖縄教育出版の蜂谷菜穂子さん沖縄教育出版の蜂谷菜穂子さん沖縄教育出版の蜂谷菜穂子さん沖縄教育出版の蜂谷菜穂子さん

何だか、てのんと同じ空気感を感じ、嬉しくなっていたら…
「今すぐにでも鹿児島に飛んでいきたい気持ちです!大坪先生にもお会いしたい!」
「会社では障がい者の雇用にも取り組んでいるので、障がい者施設の「しょうぶ学園」にも
行ってみたいです!」との連絡が…

何という行動力!

小さな一冊の本がきっかけとなって、出会うはずのなかった人と人が繋がっていく。
そんな思わぬ出会いから、何か新しいことが始まりそうで、ますます嬉しくなりました。

投稿者: てのん記者